某施設 【四万十町】 フロアヒンジ入替工事
本日は、店舗出入口などでよく使用されている『フロアヒンジドア』※内外にスイングできるドア
の本体交換の施工をご覧ください。
上の写真はステンレスのプレートを外すと床に埋まっているフロアヒンジという部材が出てきます。
これはドア本体を固定するだけでなく油圧で開閉の速度など調整するためのものです。
今回の現場は、まったく機能を果たせていない状態だったので、フロアヒンジの交換が必要だとご説明と見積りをさせていただきまして受注になりました。
最初の写真で、フロアヒンジの周りに水みたいなものが浮かんでいるのがお分かりでしょうか?
外部入口などで使用される機会が多いフロアヒンジドアですが、フロアヒンジのケース内に水が溜まってしまう事はよくあります。中身が鉄系の製品ですので、鉄が錆びてその鉄が錆で膨張しドア本体を持ち上げてしまったり。。と開閉不具合の原因を作ってしまったりしてしまいます。
フロアヒンジ既存本体を外し清掃をしました。
すると・・・
水が溜まっていたと思っていた水分はなんと油だったのです!
油圧で開閉をしているフロアヒンジから油が抜け落ちているのでそれは開閉に支障があってもおかしくありませんでした。
ウエスなどでしっかり清掃をしました。
フロアヒンジのケースは問題なく使用できそうだったのは一番初めに現調に行った時に確認済みでした。
※廻りケースが使用できない場合は、コンクリート斫り~新ケース埋め込み~モルタル補修までの工事が必要となります。
新しいフロアヒンジを固定し、今まで使用していたプレートを戻し、ドア本体を吊り直ししました。
開閉具合もゆっくり閉まるようになり、お客さんの出入りもこれで安心だと職員さんもおっしゃっていました。
開閉スピードが速いと手を挟んで怪我をしてしまう恐れがあります。
長年使用しているとこのような状態に必ずなってしまいます。
だいたい10年~15年くらいでしょうか。
傷んでくるタイミングはそれぞれですが、なるべく長く使っていただけるようメンテナンスなどもご要望があれば伺っております。
小さなことからなんでも我々スタッフがご相談乗ります。
お電話お待ちしております。
令和7年 4月10日 Y・O